建築材料(建材)とは?
特徴や部位ごとの種類や選び方、具体的な商品も紹介

建築業界に携わる企業の担当者なら、建築材料の基礎知識は常に把握しておきたいところです。建築材料には、費用や機能、耐久性などに違いがあり、それぞれが建物の品質に直結します。

顧客に提案を行うには、建築材料の種類や特徴を理解する必要があります。この記事では、建築材料の基礎知識や種類に加えて、注目を集める新素材CLTやLVLも詳しく解説します。

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建築材料(建材)とは


建築材料(建材)とは、建築工事で使用される全ての材料をさします。建物の構造を支える木材やコンクリート、鉄骨などの素材から、仕上げに使われる外壁材や屋根材、内装材まで、多岐にわたります。

建築材料は、使用場所や目的に応じて適切なものを選ぶ必要があり、耐久性や機能性、デザイン性も考慮しなければいけません。

建築材料は大きく分けて下地材・仕上げ材の2種類


建築材料は、大きく分けて「下地材」と「仕上げ材」の2種類に分けられます。下地材は建物の構造を支える目に見えない部分に使用され、柱や土台など基礎工事に使われます。

一方、仕上げ材は外装や内装など、建物の見た目部分に使用される材料です。

建築材料によって建物の外観や性能が左右されるため、慎重に選ぶ必要があります。以下で詳しく解説します。

下地材

下地材とは、建物の骨組みや基礎部分など、目に見えない部分に使用される材料をさします。下地材は建物の耐久性や安定性を確保するために必要不可欠です。

例えば、日本の床や壁の下地には、ベニヤ板を重ねて作られた「構造用合板」がよく使用されます。構造用合板を壁の下地に適切に使うと、耐震性の高い壁になります。

また、商業施設など非住宅の場合は、大きな空間を区切る間仕切りとして難燃性が高い軽量鉄骨の使用が主流です。

仕上げ材

仕上げ材は、建物の外観や内装の仕上げなど、目に見える部分に使われる建築材料をさします。例えば、屋根や外壁、内壁などが挙げられ、耐久性、デザイン性、機能性のバランスを取って選ぶと後悔しにくいです。

一般的な流れとして、顧客の求めるデザインや機能に応じてパターンをいくつか提案し、顧客が好みにあわせて選びます。仕上げ材選びは、建物の見た目だけでなく、住み心地やメンテナンスのしやすさにも影響を与えるため、重要なポイントです。

近年注目を浴びている建築材料とは?


近年、建築業界ではサステナブルで環境に優しい素材が注目を集めています。地球環境を保全する取り組みが社会全体で進む中、建築材料も持続可能性を重視したものが求められているためです。

今回は、木製素材の「CLT」や「LVL」を紹介します。

CLT

CLTとは「Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)」の略で、1995年頃からオーストリアやスイスを中心に発展してきた木製の素材です。

CLTは、板状の木材を交差して重ねて作られ、柱や梁としての利用もできるほどの高い強度と安定性が得られます。

CLTには、工事のプレハブ化ができるメリットもあります。プレハブ化とは、工場で一部組み立てて現場に搬入する工事方法です。

工期を短縮でき、軽量なので基礎コストや輸送コストの削減が可能です。建築用途も多様で、RC造や鉄骨造とも組み合わせできます。

LVL

LVLとは「Laminated Veneer Lumber(ラミネイティド・ベニア・ランバー)」の略で、2mm~4mm程度の厚さの木の板を、同じ繊維方向に平行に重ねあわせて作られる建材です。LVLは強度が高く、建物の土台や梁、柱にも利用可能です。

単板を使用するため1本の木から多くの量を製造し、木材資源を有効に活用できます。含水率が均一で、節などの木の欠点をカバーできるため、品質が安定する点も特徴です。また、製造工程の自動化が可能で生産性が高いのもメリットです。

【部位別】建築材料の種類


建築材料の種類を、以下の部位別に解説します。

  • 屋根材
  • 外装材
  • 内装材
  • 床材
  • 断熱材・遮熱材
  • 防水材
  • 開口部材

屋根材

屋根材は、屋根を覆うために用いられる建築材料です。素材によって主に以下の3種類に分けられます。

  • スレート屋根
  • 金属系
  • 粘土系

スレート屋根

スレート屋根は、薄い板状の建築材料を重ねて作られるタイプの屋根です。軽量で耐震性に優れるため、日本ではポピュラーな選択肢です。スレート屋根には、セメントで作られた化粧スレートと天然石を使用した天然スレートの2種類があります。

一般的に使用されるのは化粧スレートで、別名「カラーベスト」や「コロニアル」とも呼ばれます。天然スレートは天然の岩石から作られ、デザイン性の高さが特徴です。スレート屋根の耐用年数は10~20年と他の屋根材と比べて短い点がデメリットです。

金属系

金属系屋根材には、ステンレス、アルミニウム、ガルバリウム鋼板などの種類に分けられます。金属とはいえ錆びにくく耐久性が高いものが多いため、中には50年前後と長い耐用年数を持つ屋根材も存在します。

特にアルミニウムは、建て替え時にリサイクルが可能で、環境に優しい点もメリットです。しかし、金属系屋根材は遮音性や断熱性が他の屋根材に比べて劣ります。

粘土系

粘土系の建築材料は、日本瓦や洋瓦が代表的です。瓦には重厚感があり高級感のある見た目になるだけでなく、以下5つの性能にも優れます。

  • 遮音性
  • 断熱性
  • 耐熱性
  • 耐火性
  • 耐久性

しかし、瓦は重量が重いため地震や暴風に弱い傾向があります。

外装材

外装材は、建築の外装装飾に使われる材料です。意匠的な部分だけではなく、構造体を雨や風からも守る盾の役割を持ちます。

  • サイディング
  • モルタル
  • ALC
  • タイル
  • カーテンウォール

サイディング

サイディングは外壁に貼るパネル状の仕上げ材で、日本では最もポピュラーな外壁材です。サイディングの種類には、窯業系、金属系、木質系などがあります。

窯業系サイディングは、セメントに繊維質を加えて作られる外壁材です。防火性や耐久性に優れ、デザインが豊富です。

金属系サイディングは軽量で、耐久性と断熱性に優れており、特に寒冷地での使用に適します。木質系サイディングは、自然素材の温かみが特徴で、環境に優しい点がメリットです。

モルタル

モルタルは、セメントに砂や水を混ぜて作られ、サイディングが登場する前は主流の外壁材でした。職人の手作業で塗りつけられるため、デザインの自由度が高く、オリジナリティのある壁に仕上がります。

汚れがつきやすく落ちにくい点や、ひび割れが起こりやすい点はデメリットですが、経年変化で起こる味わいは魅力のひとつとも捉えられます。

ALC

ALCは、軽量気泡コンクリートとも呼ばれる外壁材です。

軽量でありながら耐火性や耐震性、断熱性に優れるため、高層ビルやマンションなどにも多く採用される素材です。

ただし、防水性の低さや継ぎ目が多く、経年劣化で隙間ができる場合がある点はデメリットです。

タイル

タイルは、土や石などの天然由来の素材を焼いて固めたものです。

二丁掛(227×60mm)や小口平(108×60mm)など、様々なタイプが販売されています。

タイルは素材自体が硬いため傷がついても目立ちにくく、時間が経っても劣化を感じにくい点はメリットです。

一方で、職人の技術力に左右されやすい建築材料でもあり、職人の技術力が低い場合は地震などの揺れが原因でタイルが剥がれ落ちる可能性もあります。

カーテンウォール

カーテンウォールとは、建物の柱や梁などの構造ができあがってから後付けで取り付ける透明の外壁です。

主に高層ビルに使われており、デザイン性を高めつつ地震の際のガラス飛散を最小限にとどめます。

内装材

内装材は、建物の内部の装飾や仕上げなどのことです。デザイン性だけでなく、安全で快適な生活環境を作り出すために、難燃性や不燃性といった機能も求められます。

  • クロス
  • 塗り壁
  • 木材
  • FRP装飾
  • ガラス装飾材

クロス

クロスは他の壁材と比べコストが低く、豊富なデザインやカラー、質感が特徴です。ビニール素材が主流ですが、和紙や布などの素材も販売されています。防汚、防水タイプや消臭タイプなど機能も多く、クロスは日本で主流な内壁材です。

ただし、他の壁材に比べると耐久性が低いデメリットがあります。

塗り壁

塗り壁は、漆喰、珪藻土、土などの天然素材を使用した建築材料で、職人の手作業による独特の味わいや優しい雰囲気が魅力です。厚みがあるため、防火性、吸音性、断熱性に優れており、室内を快適に保ちます。

しかし、衝撃や経年劣化でひび割れが生じる場合がある点はデメリットです。

木材

木材でできた壁材には調湿機能があり、部屋の快適さを保てます。木ならではのナチュラル感や温かみで、上質さやおしゃれさを演出できます。

天然素材のため、湿度によって反りや割れが発生する可能性がある点は注意が必要です。

FRP装飾

FRPとはFiber Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)の略です。

建築材料以外にも、船の素材など幅広く使われており、軽くて強い特徴があります。

FRPを廃棄する際には、セメントの製造時に燃料や原料として使用できるためリサイクル性も高く環境に優しい素材です。

ガラス装飾

ガラス装飾はその名のとおりガラスでできた装飾で、主に間仕切りや壁として使用されます。

ガラスを使うと、開放感を持たせつつ空間を区切れたり、店舗やオフィスのイメージを伝えられたりする点がメリットです。

デメリットは割れやすい素材である点です。

床材

床材は、フローリングやタイル、カーペットなど多くの種類があります。 壁や建具など他の建材とのバランスでも重要なインテリアデザインの基盤です。 素材によって主に以下の5種類に分けられます。

  • フローリング
  • クッションフロア
  • フロアタイル
  • カーペット
  • モザイクタイル材

フローリング

フローリングは、木材を加工して作られた床材です。木をフローリングの形に加工した無垢フローリング(単層フローリング)と、合板に木のシートや薄い木の板を貼り合わせた複合フローリングに分けられます。

無垢フローリング(単層フローリング)は、調湿作用があるため、快適に過ごせます。

天然素材をそのまま使用するため、反りや割れが発生しやすい点はデメリットです。複合フローリングは割れや反りが起こりにくく、床暖房対応など機能が充実したものも多いですが、製品によっては木の質感を感じにくい場合もあります。

クッションフロア

クッションフロアは、塩化ビニールで作られた床材です。水に強くお手入れが簡単なため、トイレやキッチンなどの水回りの床や、ペットがいる家庭に適します。他の床材に比べてコストがかからない点も魅力です。

しかし、素材に通気性がないため湿気がこもるとカビが発生する恐れがあります。

フロアタイル

フロアタイルは、ポリ塩化ビニール樹脂で作られた硬い床材です。木目や石の模様がリアルに再現されており、部屋の高級感を演出できます。土足でも歩けるほど硬く、キズに強い点が特徴です。

拭き掃除が簡単で、メンテナンスがしやすい一方、クッション性がなく、防音効果が低い点がデメリットです。

カーペット

カーペットは、繊維が埋め込まれた床材で、衝撃吸収効果と防音効果があります。天然素材を使用したカーペットは保温性や吸湿性があり、季節を問わず快適に過ごしやすいです。

ダニの発生リスクがあるため、こまめな掃除が必要な点はデメリットです。

畳は天然のい草を使用した日本の伝統的な床材です。畳の特有の香りにはリラックス効果があり、さらに保温性や調湿効果も高いため、どんな季節でも快適に過ごせます。

湿気を吸収しやすいため、ダニやカビの発生に注意が必要です。

モザイクタイル材

モザイクタイルとは、面積が50平方センチメートル以下の小さいタイルをさします。

陶磁器でできたタイプや、ガラス・天然石のタイプなど素材が豊富な点が魅力です。

デメリットは、タイル自体には汚れがつきにくいものの、タイルとタイルの間である目地は汚れやすい点です。

断熱材・遮熱材

断熱材・遮熱材は熱伝導を下げるために壁の内側に使われる建築材料です。

断熱材の種類

  • 繊維系
  • 発泡プラスチック系
  • 天然素材系

繊維系

繊維系断熱材は、ガラスや木質繊維を素材として作られており、細かい繊維の隙間に空気を閉じ込めることで断熱性能を発揮します。

大きく「無機質系」と「木質繊維系」に分かれており、「無機質系」には、ガラスを溶かして繊維状に加工したグラスウールなど、鉱物を原料とします。

一方、「木質繊維系」は、リサイクル紙を使ったセルロースファイバーなど、自然素材を利用した断熱材です。無機質系断熱材に比べて低コストですが、湿気が入りやすいため防湿処理が必要です。

発泡プラスチック系

発泡プラスチック系断熱材は、プラスチックを発泡させた素材で「押出法発泡ポリスチレン」と「ビーズ法発泡ポリスチレン」の2種類が主流です。

押出法発泡ポリスチレンは、連続的に発泡させたもので、強度が高く耐水性に優れます。ビーズ法発泡ポリスチレン(EPS)は、粒状のポリスチレンを発泡させたもので、発泡スチロールとして一般によく知られています。

その他、硬質ウレタンフォームやフェノールフォームなど、発泡プラスチック系の断熱材には様々な種類が存在します。

天然素材系

天然素材系の断熱材は、自然素材を使用するため環境に優しい点が最大の特徴です。主にリサイクル羊毛や炭化コルクで作られた素材です。

羊毛は調湿性能に優れており、結露防止に効果的です。炭化コルクはコルクの端材を利用しており、コルクの原料であるコルク樫には防虫効果があります。

ただし、断熱性能に対して価格が高く、コストパフォーマンスはあまり良くありません。

防水材

防水材は水の浸透を防ぐための建築材料で、以下の3種類に分けられます。

  • 防水シート
  • アスファルト防水・改質アスファルト防水
  • 防水塗料

防水シート

防水シートは、ゴムや塩化ビニールを主成分とした防水素材で、広範囲を効率的に防水処理できる点が特徴です。防水シートは「密着工法」と「機械固定工法」の2つの方法で施工します。

密着工法では接着剤を使ってシートを貼り付けるため、狭い場所でも施工が可能です。機械固定工法は、専用の機械を使用してシートを固定し、屋上など大きな面積の施工に適します。

アスファルト防水・改質アスファルト防水

アスファルト防水・改質アスファルト防水は、両方とも「ルーフィングシート」と呼ばれる防水シートを使って防水を施します。ルーフィングシートとは、アスファルトを含ませたり、アスファルトでコーティングされたり合成繊維で作られたシートです。

アスファルト防水は、素材を使用する防水方法です。ルーフィングシートとゴムアスファルトで層を作って防水します。

改質アスファルト防水は、ルーフィングシートに施されたアスファルトの性能が向上したもので、トーチで炙ったりルーフィングシートを鋼板やビスで固定したりして防水します。

防水塗料

防水塗料は合成樹脂を主成分とする塗料で、以下の4つがあります。

  • アクリル
  • ウレタン
  • シリコン
  • フッ素

アクリル塗料は発色が良く、見た目が美しく仕上がります。ウレタン塗料は弾力性と耐久性に優れており、シリコン塗料はコストパフォーマンスが高いです。

フッ素塗料はとても高い耐久性を持ち、耐熱性・耐水性に優れますが、他の塗料に比べて価格が高いです。

開口部材

開口部材は、建物の出入口や採光・通風・換気・眺望を得ることなどを目的として、壁や屋根に開けられた部分に使用する建築材料です。

断熱性、セキュリティ、プライバシーへの配慮など多くの機能性が求められます。主に以下の4種類です。

  • サッシ・シャッター
  • 玄関ドア・室内ドア
  • 網戸

サッシ・シャッター

サッシは窓枠のことで、窓ガラスを支える重要な部分です。サッシの材質や構造が、部屋の断熱性や遮音性に影響します。

窓シャッターは取り付けない場合も多いですが、取り付けると遮熱や防犯に効果があり、家のセキュリティや快適性を向上させます。

玄関ドア・室内ドア

部屋と部屋や、室内と屋外を繋ぐドアには「引き戸」と「開き戸」の2種類があり、用途や設置場所に応じて選ばれます。

引き戸は、スライド式で開閉するため、ドア前のスペースを有効に使える点が最大のメリットです。開き戸は気密性が高く遮音性や断熱性にも優れており、音や温度変化を気にせず快適に過ごせます。

部屋に取り付けられる窓ガラスには様々な種類があり、それぞれ異なる特性を持ちます。

  • フロートガラス
  • 型板ガラス
  • フロストガラス
  • 網入りガラス
  • 強化ガラス
  • ペアガラス(複層ガラス)

強化ガラスは表面に圧力を加え強度をアップさせたもので、通常のガラスよりも3~5倍強度が高いです。ペアガラスは2枚のガラスを組み合わせ、間に空気やガスの層を作って防音や断熱、防犯効果を持たせられます。

見た目は普通のガラスですが、結露防止や遮熱性の向上など機能性が抜群です。

網戸

網戸は、虫の侵入を防ぎながら室内に外の空気を取り入れられる建築材料で、様々なタイプがあります。

  • パネルタイプ
  • アコーディオンタイプ
  • ロール式
  • 折れ戸式

また、虫が入りにくい細かい網目のタイプや、ペットが引っ掻いても破れにくい素材など、機能性に優れた網戸も多いです。

建築材料はどう選ぶ?


建築材料は、以下の項目を重視して選びます。

  • 機能性
  • 費用
  • 耐久性
  • 見た目

機能性

建築材料は長期間にわたって使用されるため、機能性が重要です。使いづらかったり機能が十分でなかったりすると、その後の生活の質に悪影響をおよぼす可能性があるためです。

昨今では、省エネを意識した遮熱タイプの壁材や窓など、機能的な建築材料が多く登場しています。

費用

建築材料の費用は機能性やデザイン、素材などによって様々なので、予算内で選ぶことが大切です。

しかし、安さだけで建築材料を選んでしまうとメンテナンス頻度が高かったり、すぐに劣化してしまったりするケースがあり、長い目で見るとコストがかさみます。

今後のメンテナンス費用も考慮し、費用と耐久性のバランスが取れた建築材料を選ぶと失敗を防ぎやすいです。

耐久性

建物を快適に保ち、太陽の光や雨、気温などから家を守る外装材は、特に耐久性が重要です。

例えば、海沿いでは潮風で劣化しやすいため、潮風にも強いアルミ板やステンレス板の屋根材を選ぶなど、環境に合わせた選択が求められます。

見た目

仕上げ材は年々デザイン性が高まっており、おしゃれで魅力的な建築材料も多いです。

ただ、目に見える全ての部分にこだわってしまうと、費用が高くなる傾向にあります。

例えば、装飾部分にのみこだわり、床材や壁材は装飾を引き立てるシンプルなものにするなど、重視する部分の優先順位を決めてから選ぶと良いでしょう。

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<東京展>会期:2025年12月10日(水)~12日(金) 会場:東京ビッグサイト

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建築材料の種類を知って適切に選ぼう


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監修者情報

(株)ローバー都市建築事務所 代表取締役 野村正樹
一級建築士 / インテリアコーディネーター / 宅地建物取引士 / 古民家鑑定士一級

同志社大学法学部を卒業後、京都工芸繊維大学造形工学科へ編入学。(株)NEO建築事務所を経て、2000年「ローバー都市建築事務所」設立。後に、京都工芸繊維大学大学院建築設計学 前期博士課程修了。2006~2018年 毎日新聞京都版 朝刊「きょうと空間創生術」第1回~第274回執筆掲載。

ローバー都市建築事務所の公式ホームページはこちら
https://www.rover-archi.com/

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