【スマートビルディングEXPO 出展社】コンセプト重視のブース設計と未来志向のアプローチ。アズビル株式会社様インタビュー

アズビル株式会社様は、ビルの中央監視BAシステムを開発・提供し、建物内の快適性と省エネルギーに貢献されているオートメーションメーカーです。

同社は継続して「スマートビルディングEXPO」へ出展され、2024年は製品訴求ではなくコンセプトと未来像を描く独自のアプローチで注目を集めました。

同社セールスプロモーショングループ、APグループご所属の田中様に、「スマートビルディングEXPO」のブース設計や来場者とのコミュニケーションについて詳しく伺いました。

【展示会 開催情報】

<大阪展>会期:2026年8月26日(水)~28日(金) 会場:インテックス大阪

<東京展>会期:2026年12月2日(水)~4日(金) 会場:東京ビッグサイト

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ビルの快適性と省エネを両立するBAシステムを提供


――本日はよろしくお願いいたします。まず、御社の事業内容についてご紹介ください。

当社は、オフィスビルのオフィスワーカーやビル管理者など、建物内で過ごす全ての人々に快適、安心、利便を提供する総合オートメーションメーカーです。

ビルディングオートメーション(BA)システムと各種機器、ソリューションサービスを開発し、オフィスビル、ホテル、ショッピングセンター、病院、データセンターなど様々な建物へご提供しています。

ビルには空調設備や電気設備、照明設備、防災設備、防犯設備、衛生設備など様々な設備があります。快適性といえば空調がまず思い浮かぶかと思いますが、人々にとっての快適性は重要である一方、暖めすぎたり冷やしすぎたりすると電力を消費し、エネルギーやコストがかかってしまいます。

当社はこの快適性と省エネルギーの両立にも長く取り組んできた会社です。室内の人数や温度をセンサで検知し、コントローラにフィードバックして、適切に空調設備を稼働させています。

各階の空調を自動でコントロールして省エネルギーに貢献する、この一元管理をする中央監視室のBAシステムは建物の資産価値向上にも影響するため、施設を長く使っていく上で重要なシステムです。 ‎‎

ニーズの把握と未来に向けた取組みの紹介を目的に出展


――「スマートビルディングEXPO」へのご出展を開始された経緯や目的を教えてください。‎‎

「スマートビルディングEXPO」では、未来に向けた製品開発、取組みを中心にお伝えしています。

通常、展示会という場は新製品を紹介する企業が多いかと思いますが、当社はそうではなく、アズビルの未来に期待していただくことを目的に出展しています。

社会的動向を捉え、未来を予測したアズビルの取組みとパーパスをお伝えしてお客さまからの信頼をいただくこと、お客さまのニーズを把握し、製品開発へのヒアリングの機会を得ることが最大の目的です。

ブース来場者に満足していただくため、150人ほど社員を説明員として動員しています。

ストーリーを伝えるためにブースを楕円形に設計


――2024年の御社のブースは、全体が楕円形で、多数のコーナーが設けられています。なぜこのような設計にされたのでしょうか。

楕円形のブースは、現在から未来へ向かうことをイメージして設計したものです。「Aゾーン:執務空間ソリューション」「Bゾーン:設備管理業務ソリューション」「Cゾーン:未来への取組み」の3ゾーンを設け、各ゾーンに詳しい内容をパネルで展示しました。

各ゾーンにはマーケティング本部内の「ゾーンリーダー」である若手社員と、他の社員数名がチームになって対応しました。‎‎

 

――特に人気のブースはありましたか。

とにかく来場者が途切れなかったのは、CゾーンにあるBIMのパネル前でした。そこでは3Dのデモンストレーションを行っていて、興味を持たれる方が多かったです。

また、Aゾーンにあった「ウェルネスの可視化と環境制御」のコーナー、Bゾーンにあった「ビル監視業務の少人化・高品質化」についてのコーナーや、カーボンニュートラルのコーナーも常に説明員が対応していました。 ‎‎

 

――ブース来場者からは、どのようなお悩みやニーズが寄せられましたか。

ウェルネスに関しては「ウェルネスへの取組みはどうしたらビジネスになりますか」「ウェルネスに対してどのようにアプローチするのですか」というご質問が多かったです。

また、テナントへの価値提供についてもご相談がありました。オフィスビルは労働人口の減少やテレワークの増加によって利用価値が低下しつつあるため、「テナントに喜ばれるサービスは何か」といったご質問です。

カーボンニュートラル、エネルギーマネジメントシステムに関する情報収集を目的としたご質問も多く寄せられました。

 

――ブース設計について、来場者からの反応はいかがでしたか。

コンセプトで伝える展示会全体のつくりについて、「よく考えているね」とお褒めの言葉をいただくことがたびたびありました。

どのゾーンでも、まずお客さまのお悩みを引き出すような内容を記載したパネルがありますので、寄せられたご質問に対してわかりやすい言葉で説明してから、アズビルができること、目指すことをお伝えしています。

来場者の方によると、その流れは理解しやすく、自然と「それなら、自社に対しては何を提供してもらえるだろう?」と興味を持っていただきやすかったそうです。

2023年までは、パネル1枚に対して関係する製品のデモ機があるという設計にしていましたが、各切り口の繋がりがよりわかりやすい、ストーリー性があるブース設計に変えて良かったと思います。

展示会は情報交換や協業の相談もできる貴重な場


――「スマートビルディングEXPO」への出展によって、御社にはどのようなメリットがありますか。

「スマートビルディングEXPOに来ればアズビルがいるから、BAシステムについて勉強しに来た」というお客さまが思ったより多くいらっしゃり、BAシステムと当社の現在地と未来像について、しっかりお話しさせていただけることが多いです。

また、アズビルは他の企業様との協業によってカーボンニュートラルへの取組を進めています。

「スマートビルディングEXPO」でこの取組みを紹介することで、お客さまとの対話が生まれ、カーボンニュートラルへのニーズ把握になるということ、また、「うちと協業しませんか」とご相談いただけることも大きなメリットですね。

さらに、当社販売店様も来場されるので、扱っていただいているアズビルの未来についてお話しすることで、今後の信頼性も高められたのではないかと思います。

社内に関していえば、新人社員は自分の担当外の製品を覚える必要があるので、とても勉強になっているようです。お客さまの考えを理解し、ベテラン社員の話を熱心に聞いていて、自分の説明トークにも一生懸命活かそうとしていました。

信頼性と持続可能性を伝えることが重要。今後は「体験」の工夫も施したい


執務空間のウェルネスに取り組むアズビル様実験施設内にて撮影


――「スマートビルディングEXPO」出展について、御社が注力されていることや今後の期待をお聞かせください。

製品の差別化が難しい今の時代には、ソリューションも含めた総合力、より良い未来の実現に貢献する商品開発に取り組んでいる企業姿勢を示し、信頼性獲得や、持続可能性のアピールへ繋げることが重要と考えています。その場としてスマートビルディングEXPOを今後も大いに活用します。

当社の「スマートビルディングEXPO」出展ブースでは、まずブース全体を説明員全員がひとつの言葉で全て語れるようにすること、そして個々のゾーン・展示との結びつきを紹介できることを重視しています。

若手社員には大変なイベントですが、一生懸命にトークをしている当社の説明員も、見どころのひとつと思っていただけると嬉しいです。

また、世の中全体がそうであるように、今後は展示会にも「体験」「体感」が必要になってくるのではないかと思います。「見ているだけ」では足りないということですね。

当社もブースに没入感や遊びのある仕掛けを施していきたいと考えていますが、会場全体もそんな楽しい場になっていったら良いなと思います。

 

――本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

アズビル株式会社様

2025年12月 東京展の出展情報はこちら

【展示会 開催情報】

<大阪展>会期:2026年8月26日(水)~28日(金) 会場:インテックス大阪

<東京展>会期:2026年12月2日(水)~4日(金) 会場:東京ビッグサイト

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