【建物リニューアルEXPO 出展社】
「時間を操る」電子錠の操作感、運用イメージを訴求。
マザーセキュリティ株式会社様インタビュー

マザーセキュリティ株式会社様は、オフィスや工場、店舗、教育機関などに向けたセキュリティ機器の販売・ソリューション提案を行う企業様です。

同社が扱う電子錠は、後付け設置で大がかりな工事やインターネット回線が不要のスタンドアローン型製品です。「建物リニューアルEXPO」では、実際の操作感や具体的な運用方法などを紹介されているとのこと。

今回は営業ご担当の岡田様に、出展の背景や来場者のニーズ、出展によって得られたことなどを伺いました。

【展示会 開催情報】

<東京展>会期:2025年12月10日(水)~12日(金) 会場:東京ビッグサイト

<大阪展>会期:2026年8月26日(水)~28日(金) 会場:インテックス大阪

【来場希望の方】

<東京展> 12月 東京ビッグサイトで開催!

セミナー聴講には別途お申込みが必要です。セミナー申込みはこちら

【出展検討の方】

簡単1分で資料請求できます!

展示会パンフレット、
出展料金、会場レイアウトなど

後付けスマートロックでセキュリティ強化。
既存物件の価値向上ニーズに応える


――本日はよろしくお願いいたします。まず、御社の事業内容を教えてください。

当社は、オフィスや工場、倉庫、店舗、大学などに向けたセキュリティ機器の販売およびソリューションの提案を行う企業です。

主な取り扱い製品にはICカードを用いた電子錠「Smart IC Lock」や「Smart DUAL Lock」などがあり、セキュリティ強化と業務効率の両立を支援しております。

私の担当業務は、企業や施設のセキュリティ課題に応じた製品のご提案、導入に向けた調整、代理店との相談の支援、展示会でのプレゼンテーションなどです。

実機を使ったデモ、導入後のサポートにも関わりながら、お客さまに最適なセキュリティ環境を提案することを心がけております。

 

――ホームページに『時間を操るセキュリティ』と記載されています。どのような意味が込められているのでしょうか。

当社製品の特徴は「タイムコントロール機能」です。「認証不要、誰でも入室可能な常時解錠モード」「登録したICだけが入室可能な認証モード」「管理者だけが入室可能な常時施錠モード」の3つのモードがあり、曜日と時間で簡単に設定できます。

管理ソフトで設定した内容はmicroSDカードを使って本体に登録されるため、インターネット環境が不要で、ランニングコストもかかりません。

このタイムコントロール機能を使うと、例えば平日日中の人通りが多い時間帯は誰でも出入りできて、夜間や休日はICカードを持っている方だけが入れるようにするといった設定ができます。

 

――「建物リニューアルEXPO」には2023年からご出展いただいています。出展を決められた背景をお聞かせください。

近年、建物のリニューアルにあたって、省人化やセキュリティ強化に対するニーズが高まっています。

特に、建物を完全に建て替えるよりも、既存物件の価値を高めて再活用する動きが加速しており、後付けのスマートロックのニーズが設計事務所や施工会社、不動産オーナーの方々に広がっていることを日々の営業活動で感じていました。

「建物リニューアルEXPO」はリニューアル・改修という切り口から、設備更新・内装・構造補強といった多岐にわたる業種の方が来場されるため、より多くの業界関係者の方に製品を知っていただく場として最適だと考えています。

 

――出展会場で出会いたい方、企業のイメージはありましたか?

施設管理業務をしている方や建築設計事務所との接点を広げる機会として有効ではないかと予想していました。

また、これまで当社製品の活用事例が多数ある医療関係の施設運営者や、大学、研究施設の方々。それら施設に出入りしている内装や設備業者の方々にも、幅広くご提案をさせていただけるような展示会ではないかと考えていました。

ドア加工や切削なしで導入できる点が好評


――これまで出展された際、来場者からどのような悩みやニーズが寄せられましたか。

来場者の方は、電子錠やスマートロックに関する知識がある程度ある方と、そうでない方に大別される印象です。

前者の場合、「セキュリティを強化したい」と考えつつ、既存の電気錠(電源から給電するため扉に配線等で大掛かりな工事を必要とするもの)システムのコスト高に悩んでおり、導入・運用両面でのコスト負担が大きいため、現実的な選択肢が見つからないという課題を抱えていらっしゃいます。

後者の場合は、物理鍵(物理的な形状を持つ従来の鍵)を管理する際の非効率さ、「誰がいつ出入りしたかわからない」という不安を抱えていらっしゃることが多いです。

どちらのニーズにも、スタンドアローンで安価に導入できる当社製品は現実的な解決策として興味を持たれており、展示会場では概要説明から込み入ったご相談まで対応しています。

 

――ブースづくりで工夫されていることがあれば教えてください。

人通りが少なくなっても目立つように看板を立てたり、掲示物や装飾を活用したりしています。

デモ機はあまり場所をとらないのでテーブルに置いているのですが、それとは別に、扱っている製品がわかりやすくイメージできるよう、ブースにドアも設置しています。

 

――来場者とのお話で、印象的なことはありますか?

当社の製品は完全にスタンドアローンで後付け設置、かつ、ドアに大きな加工や切削をせずに設置できます。

電気錠と聞くと、ドアの入れ替えや内部通線工事をする印象をお持ちの方が多いのですが、その手間がないということは、例えば賃貸物件や移転先でも使えるため、メリットを感じていただけることが多いですね。

また、利便性だけでなく見た目もポイントです。電子錠が付いていることをアピールすることで、不法侵入の抑止力になることも、セキュリティ観点では必要ではないでしょうか。

想定外の来場者層とも接点ができ、受注や問合せに繋がった


――「建物リニューアルEXPO」への出展によって得られたメリット、成果をお聞かせください。

製品の操作感を実際に体験していただくことで、「すぐに使えそう」「思ったより難しくなかった」「導入が想像しやすい」といった声を多くいただいています。

また、普段から取引のある代理店や販売店の方へ製品の再周知ができる点もメリットですね。特に地方の代理店など、普段お会いする機会が少ない方も来場されるので直接挨拶ができて、その後の業務もスムーズに運びます。

また、これまではセキュリティ業界、設備工事関係のお客さまを中心に製品をご利用いただいてきましたが、「建物リニューアルEXPO」への出展を通じて建築設計事務所、施工・リフォーム関連など幅広い分野の方々と直接対話できたのもとても良かったと思います。

例えばエンドユーザーの方とお話しでき、全国に店舗を展開する企業様から「Smart DUAL Lock」の大口受注をいただいたこともありました。

 

――その企業様は、何が導入の決め手になったのでしょうか。

展示会で運用時の詳しい提案までできたことで、導入後の具体的なイメージが伝わり、導入に至ったのではないかと思います。

ブースには通りがかりにいらっしゃったのですが、店舗責任者による日常の鍵管理と本社による非常時確認という運用提案、スタンドアローンでありながら複数拠点を管理できる柔軟性、そして比較的安価であることをピックアップしてお伝えし、成約となりました。

大口の受注以外にも、「展示会で見た製品の話を聞きたい」「社内提案用の資料が欲しい」といった問合せもいただきますので、「建物リニューアルEXPO」は中長期的な商談の種まきという役割も果たしていると思います。

 

――本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

マザーセキュリティ株式会社様

2025年12月東京展 出展情報はこちら

【展示会 開催情報】

<東京展>会期:2025年12月10日(水)~12日(金) 会場:東京ビッグサイト

<大阪展>会期:2026年8月26日(水)~28日(金) 会場:インテックス大阪

【来場希望の方】

<東京展> 12月 東京ビッグサイトで開催!

セミナー聴講には別途お申込みが必要です。セミナー申込みはこちら

【出展検討の方】

簡単1分で資料請求できます!

展示会パンフレット、
出展料金、会場レイアウトなど