【建設DX展 出展社】点検デジタル化の効率性をデモで可視化。株式会社Arch様インタビュー

株式会社Arch様は、建機レンタルプラットフォームや、建設現場のあらゆる機械の安全管理をデジタル化するシステムなどを提供する会社です。

2024年12月の「建設DX展」(東京開催)では、建設機械の安全管理デジタル化システム「Arch 安全セーフティ」を紹介され、来場者からデジタル点検表の使いやすさ、機能の充実ぶりが大好評でした。

今回は同社代表取締役CEOの松枝様に、ご出展を決めた理由や得られた成果などについて伺いました。

【展示会 開催情報】

<東京展>会期:2025年12月10日(水)~12日(金) 会場:東京ビッグサイト

<大阪展>会期:2026年8月26日(水)~28日(金) 会場:インテックス大阪

【来場希望の方】

<東京展> 12月 東京ビッグサイトで開催!

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【出展検討の方】

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出展料金、会場レイアウトなど

建設現場のあらゆる点検をデジタル化し、現場の負担を軽減


――本日はよろしくお願いいたします。まず、御社のサービス内容を教えてください。

当社は「アーチ」というサービスシリーズを展開しています。ひとつは建設現場とレンタル会社を繋ぐ建機レンタルプラットフォーム「Arch Rental Platform」で、機械の見積・発注・管理をシステムでサポートするというものです。

「Arch 安全セーフティ」というサービスもあり、建設現場の安全管理をペーパーレス化するツールです。今回はこのサービスをメインにご紹介します。

日々の建設機械の点検や、安全書類の確認などをシステムで効率化するサービスで、これまでに数十社のゼネコン、スーパーゼネコンに導入いただいています。地方の建設会社様から広域で事業をされている建設会社まで、幅広く利用いただいているサービスです。

 

――「Arch 安全セーフティ」は、具体的にはどのようなサービスなのでしょうか。

建設機械は毎日、始業前点検や作業計画の共有が必要ですが、従来は紙の点検表が使われていました。

紙だと、雨風が強い日にはくしゃくしゃになってしまったり、週ごとに新しい点検表への差し替えが必要だったり、週次データを集計しなくてはいけなかったりと、アナログ特有の問題や手間があります。

そこで、その点検表と点検データをデジタル化するのが「Arch 安全セーフティ」です。

建設機械に貼り付けたQRコードを読み込むだけでデジタル化した点検表を表示でき、職人さんや内勤業務の方のスマートフォンやタブレット、PCから点検結果の入力、管理ができます。

また、作業計画書やレンタル会社から借りた機材、職人さんたちが持ち込みで使用する機材の管理、火気や特殊な溶剤を使う作業の管理もできるため、日々の業務を大幅に効率化できるのがポイントです。

特に好評なのは、やはり点検作業を記録しやすく、管理も楽な点です。これまでだと、現場監督の方は夕方まで現場で仕事をされてから、事務所へ戻り、そこから書類仕事をしなければなりませんでした。「Arch 安全セーフティ」ならその手間がない、と好評いただいています。

また、点検結果だけでなく「この機械は今月、何回点検されたか」というデータも簡単に見られます。紙の点検表を使う場合は、現場の機械から点検表を回収して集計しないとわかりませんので、その移動する手間と労力を減らせることも喜ばれる点です。

現場監督や内勤技術部門へアプローチするため出展


――「建設DX展」へのご出展を決めた背景をお聞かせください。

出展の主な目的は、顧客獲得と認知拡大でした。建設業界ではCMや広告が現場の方に届きにくいと考えましたので、ターゲットとする現場監督や建設会社の技術部署で内勤をされている方々にアプローチするには、展示会への出展が最適と考えたのが出展理由です。

私自身、過去に竹中工務店で施工管理に従事していた経験もあり、展示会の効果は理解していました。

 

――ブース来場者のニーズや、「Arch 安全セーフティ」に対する反応はいかがでしたか。

ブース来場者からは、安全意識の高まりを感じました。また、先ほどお話したように現場監督は現場作業後に事務所で書類整理などを行うため、残業時間が多くなりがちで、これを改善するためのデジタルツールを探している企業が多く訪れてくださいました。

残業規制への対応に関するご相談や「他社の導入事例を教えてほしい」というご質問が多かったです。

サービスに対する来場者の反応は概ねポジティブで、「こんなことができるの?」「簡単そうで良いね」といった声が多かったです。

「Arch 安全セーフティ」を使った点検作業、点検記録の一覧表示、集計機能などのデモをお見せすると「痒いところに手が届く」「使いやすい」といった評価もいただきます。

ゼネコン出身者がサービスを開発しているため、中には「さすがだね」と言ってくださる場合もあり、うれしいですね。

情報交換や協力のコミュニティも生まれる


――「建設DX展」への出展によって得られた成果、メリットがあればお聞かせください。

毎回、出展費用に対して獲得すべき見込み客数を設定しているのですが、毎回ほぼ達成できています。

獲得したリード顧客の約半数の方と商談に進み、そこから十数パーセントが受注に至っているイメージです。

また、単なる顧客獲得だけでなく、同業他社との情報交換ができたり、「機能の連携ができないか」とコラボレーションの相談をしあえたりする場にもなっています。

当社のサービスに興味がある方を他社の方が案内してきてくださることもあれば、当社が他社の顧客獲得の作戦を一緒に考えることもあり、展示会を通じてコミュニティができる感覚です。

 

――御社には継続的に「建設DX展」へ出展いただいています。何か工夫されていることがあれば教えてください。

スタートアップなので予算の制約はありますが、当社は開催の3ヶ月ほど前から準備をして、毎回異なるサービスやコンセプト、ブースデザインで出展しています。

ブースが青色の時もあれば黄緑色の時もあるので、ぜひ毎回違うArchを見に来ていただけたらうれしいです。

 

――本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

株式会社Arch様

2025年12月 東京展の出展情報はこちら

【展示会 開催情報】

<東京展>会期:2025年12月10日(水)~12日(金) 会場:東京ビッグサイト

<大阪展>会期:2026年8月26日(水)~28日(金) 会場:インテックス大阪

【来場希望の方】

<東京展> 12月 東京ビッグサイトで開催!

セミナー聴講には別途お申込みが必要です。セミナー申込みはこちら

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