【建設DX展 出展社】大規模展示会を社内外への発信に活用。
ジャパンギャランティサービス株式会社様インタビュー

――本日はよろしくお願いいたします。まず、御社が提供されているサービスについて教えてください。

当社は、建設現場における情報共有をタイムリーかつ効率的に実現するデジタルサイネージ「J-Vision」と、クラウドサービスを提供しています。

デジタルサイネージというと、駅構内や街中のビルに備えつけられた広告用ディスプレイをイメージされる方が多いと思いますが、建設現場のサイネージは、現場環境や安全・品質管理に関する情報などが発信されるものです。

利用場所も多岐にわたり、酷暑の屋外や氷点下の環境などでも利用するケースが数多くあります。

従来は掲示物の準備や印刷、ラミネート加工といった労力が発生していましたが、デジタルサイネージは、機材を設置さえすれば、事務所のパソコンから必要な画面にすぐ情報を発信できます。

こうした利点に加え、防塵・防水機能を備えた仕様、LEDパネルや耐熱液晶パネルを採用している機種もあることから、建設現場ではデジタルサイネージの採用が進んでいる状況です。

また、当社はクラウドサービスも本社や支店を含め、どこからでも編集可能である点が特長です。ハードとクラウドをセットで提供することにより、現場のコミュニケーションの質やスピード感向上に貢献しています。

――「建設DX展」へのご出展を決めた理由をお聞かせください。

デジタルサイネージとクラウドサービスという新規事業をはじめるにあたり、社内外に新規事業の方向性を伝える手段を探していたという背景があります。

最初は別の展示会に出展したのですが、思うような成果を感じられなかったため、自社でショールームを開設してお付き合いのあるユーザーに足を運んでいただくという試みもしました。

その後、RX Japanさんから「建設DX」出展をおすすめいただき、来場者として会場の様子を見たところ、まず感じたのが集客力の高さでした。

また、「建設DX展」来場者は当社の顧客層にマッチしていることもわかりましたので、当社の事業をより知っていただく機会になると考え、その次の開催から出展することにしたという経緯です。

――ブース来場者からは、どのような相談を受けましたか？

業務改善やDX化に取り組んでみたいという方は多くいらっしゃいますが、具体的な関心の内容は様々です。

「何から取り組んだらいいのかわからない」「同業者がどんな取り組みをしているか知りたい」という方もいれば、「実際にはどんなツールがあるのか」と具体的な情報収集をしたい方ともお話しました。

「現場が大規模化してきたからもっとスムーズに情報発信したい」「本店から、各現場へスピーディーに情報を流したい、何か良い方法はないか」といったお問合わせを受けた場合には、具体的なお話をしやすかったですね。

多かった例としては、やはり「同業他社が何をしているか」という質問です。具体的な事例を挙げることで、「イメージしやすい」と言っていただけることが多かったです。

――ブース来場者の方は、部署や役職でいうとどのような方がいらっしゃいましたか。

現場を見ている所長職の方もいれば、普段お話しする機会の少ない上層部の方もいらっしゃり、来場者も多様です。

上層部の方とのお話がきっかけで大きな案件受注に繋がり、よく知られる国内の建設現場に当社のデジタルサイネージとクラウドサービスが導入されたケースも、実際に成功事例としてありました。

――御社は、2024年12月の東京展の際、例年よりもブースを大きくされました。効果はいかがでしたか？

会場に入ってすぐに当社のブースが見つけられるくらい、非常に迫力があるブースにできました。来場いただいたユーザーの方々からも「目立つね」「インパクトが大きい」といったポジティブな反応をいただけたことを覚えています。

――「建設DX展」へのご出展により感じられたメリットがあれば、お聞かせください。

当社が進む方向性を社外に伝える機会であると同時に、社員に対しても、会社がやっていく新事業の理解を醸成する教育の場になったと感じています。

展示会は、どんな方が来場されるか、どんなお悩みを持っているかわからない状況ですので、対応にアドリブが求められるという側面があります。特に若手社員は、臨機応変な受け答えや提案をたくさん経験できた展示会でした。

また、「建設DX展」には当社の社員を全国から集めて臨みました。日頃はあまり会わない社員同士の交流の場にもなり、部署を超えて、自社商品やお客さまに向き合うチャンスにもなるからです。

特に、都市部以外の拠点で働く社員には、そもそも展示会に出る機会自体が少ないので「社内外問わず、いろいろな方と関われて大きな刺激的になった」という声がありました。

また、内勤の社員はお客さまと直接接する機会がなかなかないので、対面で商品を紹介することによりユーザーへの理解が深まり、モチベーションも高まる経験になったと思います。

――本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

ジャパンギャランティサービス株式会社様

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